ソプラノをそっとかき混ぜる

きょうの天気は雨

毎年春と冬にだけ思い出す 風の温度があったり

ぶどうの匂いのガムとか

海老マヨのおにぎりとミックスサンドイッチ、

紙パックのレモンティー

外から運動会の練習をしてる音がする

スカートがひらひらして

綺麗すぎる理想のおしりが見つかる

線とか形が気になるし

親子の会話が可愛くて

となりのテーブルのお客さんの話は面白い

水を見ると安心して

夜の光は緑色

起きた時にとなりにあの人がいて 窓から射す陽は眩しすぎる

そこにカメラがあれば私はそれを撮るしかない

移動手段の乗り物は

人間観察する時間

親友だねと言っていただろう友達から

もらったちいさなえんぴつは

家の宝箱の中

毎日時間は過ぎていて

周りの人の着ているものが変わり

外が暗くなるのは早くなった

歌を聴けばあの人に置き換える

見たもの全てが私のひとつ

大きな荷物はトレードマーク ひとにぶつかり邪魔ばかり

バイトバイトと充実させても 根本的に満たされない

嗅いだことのある匂いは

あの日のあれと同じ匂いで

コンタクトをつけたまま寝たら 次の日はたいていメガネ

人と話せば流され惑わされ

そういえば小学生は好きな人に順番をつけてふでばこに隠してたりするんだろうか

何度会っても可愛いと

生まれ変わっても出会える方法を

考えてくれるような人にはもう二度と出会えないだろう

毎朝あいさつしてくれる交通整理のおじさん

小学生の時の担任の先生は元気かな

人に影響されて買った服もしょうがないから着るしかない

赤が似合うと言われたから 赤のセーターは増えたし

ちょっと伸びた髪の毛はお気に入り

急にニキビが3つできた

これは食べ過ぎのニキビらしい

友達の作った友チョコはなぜか私の分はなかったし

一生使えないだろうネックレスが3つある

お風呂に何時間も浸かって手はふにゃふにゃ

冬はベットに誘拐されてなかなか離してはもらえない

昼寝したあの日とあの日の記憶は宝物

毎日頭と首が痛い

読みかけの本は3冊あったかな

一番好きだと思った映画も2回目は飽きてしまった

おじいちゃん家で見た星空がきれいで

小学生の時撮った写真は指一本で全部消された

10年乗った車が変わる時は寂しかったのに

9年乗った車はそうでもなかった

あったかかったカフェオレは気が付けば冷え冷えに

不意に食べたくなるナポリタン


毎日はそれのあつまり



Kawakami Haruna

photographer Haruna Kawakami

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